解き終わったら用紙を回収し、前回のクイズの答え合わせと解説が始まります。荒川先生の授業では、ただ丸つけをして暗記させるのではなく、語彙の運用や意味に関する問いを投げかけ、学生に考えさせる工夫をされていました。
荒川先生:どうして「目がない」は「大好き」の意味になるんでしょう? ペアで考えてみて。
学生A:このことしか見えない、他のものは見えない、という意味だと思う。
学生B:大好きなものを見ると笑う。笑うと目が小さくなるから。
このように、どうしてその意味になるのかを考えてみる経験が、記憶の定着につながるのだろうと感じました。