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    2年ごとに開催されている日本語教育国際研究大会、今年はイタリアのヴェネツィアで開かれました。当社も語学書の出版社としてブースを出展。担当の阿部に「記事にするからお土産話よろしく!」と頼んだのですが、仕事ばかりしていたようで、ライトな記事になりました。少しだけですがヴェネツィアの空気をおすそわけします。

     

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    ヴェネツィア2018年日本語教育国際研究大会(Venezia ICJLE 2018)

    主催:ヨーロッパ日本語教師会(AJE)
    後援:日本語教育グローバルネットワーク
    日時:2018年8月3日(金)・4日(土)
    会場:カ・フォスカリ大学(ヴェネツィア)
    テーマ:平和への対話

     

     


    大会前日:ウェルカムカクテル


     

    ウェルカムカクテル会場

    大会前日からヴェネツィアに到着している参加者向けに、グラスワインを片手に歓談するイベントが。それが「ウェルカムカクテル」。なんだかオシャレな響きですね。今回は会場がヴェネツィアだということもあり、バケーションを兼ねて来ている参加者も多く、全体的に服装が華やかだったそうです。

    会場となったカ・フォスカリ大学
    参加者に配布された資料、パス、ペン、USBメモリ(予稿集のデータ入り)、トートバッグ

     

    (阿部)やっぱり国内で行われる大会とは参加者の顔ぶれが違いました。国内では日本語学校の先生も多いですが、今回は大学の先生が圧倒的だったような……。
    先生方はヨーロッパの教師会でよく顔を合わせているようで、「久しぶりー!」という明るい声がそこかしこで響いていました。
    私は企業の方を中心にご挨拶をして、終了後は他の出版社の社長さんに誘っていただき、イタリア料理を満喫してきました。

     

     

     


    大会1日目:ひたすら書籍販売


     

    当社のブース。総まとめを使ってくれている学生さんが多かったそうです

    明けて大会1日目。開会式、基調講演、シンポジウム、口頭発表と、プログラムはもりだくさんだったはずですが、阿部は朝からブースを設営し、ひたすら書籍を売っていたようです。

     

    (阿部)「レベル別日本語多読ライブラリー にほんごよむよむ文庫」という当社の多読シリーズがあります。通常は5冊1セットで販売していますが、今回の大会ではバラバラにしてサンプルとしてお配りしました。2日間で70冊と大人気でしたよ。
    また、会場となった大学の学生が、イベントスタッフとしての仕事の合間に買いに来てくれました。ヴェネツィア周辺は日本語教育関連の書籍を扱っている書店がないので、学生は中を見て買いたかったみたいです。学生同士でブースに来て、「あれがよかった」などと情報交換しながら本を手に取っていました。
    少し話しただけですが、日本語学習のきっかけはアニメという学生が多かったです。とくに日本語が上手だった人は、ポケモンがきっかけだと言っていました。その学生さんには『はじめての日本語能力試験N1単語3000』と『新にほんご敬語トレーニング』を買っていただきました。『敬語トレ』は今回特に人気で、大会1日目の午前中には売り切れてしまいました。

    (阿部)あと! ランチビュッフェがブルスケッタで、めちゃくちゃおいしかったです! 写真は撮ってないんですけど!!
    (撮ってください)

     

    ガラディナーという名の懇親会は、披露宴会場のような雰囲気。着席のコース料理だったそうです。なんか豪華!

     

     

     


    大会2日目:持ち込みとポスター発表


     

    会場の大学を出ると目の前がすぐに海

    2日目もひたすら書籍を販売する阿部のもとに、企画の持ち込みが2件。出版社のブースの人って、そういう仕事もしてるんですねえ。その後、その先生方の発表を見にポスター発表にも行ったそうです。

     

    (阿部)ポスター発表は壮観でした。1つの部屋の壁を使うのではなく、廊下にずらーっとポスターが並んでいました。
    私はブースの撤収作業があって閉会式も出られなかったのですが、会場からたまにわあっという歓声があがるんですよ。それも国内の大会ではほとんどないですよね。あの大きい拍手はなんだったのかあとから聞いたら、ランチビュッフェを提供していたシェフの挨拶だったらしいですよ。おいしかったですからねぇ。写真は撮らなかったですけど。

     

     


    大会翌日:打ち合わせ


     

    参加した出版関係者でディナー。写真は数人分の前菜盛り合わせ

    大会の翌日は企画を持ち込んでくださった先生と打ち合わせ。どこまで真面目なんだ、阿部さん。

     

    (阿部)書店も見たかったのですが、調べたら、猫がたくさんいるとか、旅行の記念に本を買う観光客向けとか、そういう書店ばかりがヒットしました。やっぱり観光地なんですねえ。
    最終日は、空港行きのバスが原因不明で止まっちゃって、飛行機に乗り遅れて散々でしたが、他社の編集さんと少し観光もでき、とっても充実した出張でした~。

     

    大会の発表の話がまったくありませんでしたが、阿部が撮ってきたヴェネツィアの写真を貼っておしまいです。
    次回の日本語教育国際研究大会(ICJLE)は、2020年秋に香港で開催予定です。

     

     

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